February 5, 2010
第327回 リボン=ディアマンテのお話~の巻
春ツィード3つリボンバルドーコートが大人気のようだ。
前回も書いたが、あまりにコピー商品が出回り、一時はもう3つリボンのデザインをやめようか・・・と考えていたけれど、沢山の方に「やっぱりディアマンテは3つリボンが1番好き」と言って貰って目が覚めた。
【3つリボン】のデザインは今やもう、ディアマンテのシンボルと化している。
それはシャネルのカメリアのようなもので、いくら他のブランドがそれを使ってデザインしても「シャネルもどき」でしかないように、3つリボンの洋服をいくら他社が真似て出したとしても、それは「ディアマンテもどき」としか見られない。
3つリボンは2001年冬に初めて2002年春のコートとして作った。
(実は初めは2つリボンだったが)「可愛い」という声と「妙なデザイン・・」という声が分かれたが、初回のそのコートはあっというまに完売していた。
その年の夏、衿にフォックスファーを付けてアンゴラウールで冬コートとして出したらヒットした。
オリジナルなヴィヴィッドなカラーも沢山作った。
派手かな?と思ったショッキングピンクに黒リボンの配色も売れに売れた。
当時東京には店舗が無かったのだが、東京から通販で買われる方がすごく多かった。
現、東京スタッフのエリカちゃんはその頃の2つリボンの黒コートを今でも愛用してくれている。
(ちなみに裏地はクローゼット柄である。コレを知っているひとはディアマンテツウ)
2003年の東京店オープンのときも裏地を変えて同じデザインを出し大ヒット。
そしていよいよ2004年から現在の3つリボンにバージョンアップする。
それから6年・・・毎年毎年、裏地にその年のプリントを使い作り続けてきた。
3つリボンのワンピやバッグも沢山作ったが、どれも人気商品になった。
そして2010年になった今年もやっぱり3つリボンは支持されている。
ぼかしバラ柄とともにディアマンテのダイヤモンドマーク以上のシンボルマークとなっている。
数あるブランドの中でこんなに長くヒットするデザインを作り上げることは意外に難しい。日本ブランドの殆どが毎年毎年、その年のトレンドに迎合して使い捨てのデザインに追われているのが現状だ。
本当はネームタグを見なくても、誰もがそのブランドとわかるデザインを世に出すことこそ、全てのデザイナーの夢なのである。
こんなにも長く愛され続ける【ディアマンテの3つリボン】を生み出すことが出来て本当に幸せだといまさらながらに思う。
少しずつバージョンアップしながら大切に守り続けていきたいと思う。
前回も書いたが、あまりにコピー商品が出回り、一時はもう3つリボンのデザインをやめようか・・・と考えていたけれど、沢山の方に「やっぱりディアマンテは3つリボンが1番好き」と言って貰って目が覚めた。
【3つリボン】のデザインは今やもう、ディアマンテのシンボルと化している。
それはシャネルのカメリアのようなもので、いくら他のブランドがそれを使ってデザインしても「シャネルもどき」でしかないように、3つリボンの洋服をいくら他社が真似て出したとしても、それは「ディアマンテもどき」としか見られない。
3つリボンは2001年冬に初めて2002年春のコートとして作った。
(実は初めは2つリボンだったが)「可愛い」という声と「妙なデザイン・・」という声が分かれたが、初回のそのコートはあっというまに完売していた。
その年の夏、衿にフォックスファーを付けてアンゴラウールで冬コートとして出したらヒットした。
オリジナルなヴィヴィッドなカラーも沢山作った。
派手かな?と思ったショッキングピンクに黒リボンの配色も売れに売れた。
当時東京には店舗が無かったのだが、東京から通販で買われる方がすごく多かった。
現、東京スタッフのエリカちゃんはその頃の2つリボンの黒コートを今でも愛用してくれている。
(ちなみに裏地はクローゼット柄である。コレを知っているひとはディアマンテツウ)
2003年の東京店オープンのときも裏地を変えて同じデザインを出し大ヒット。
そしていよいよ2004年から現在の3つリボンにバージョンアップする。
それから6年・・・毎年毎年、裏地にその年のプリントを使い作り続けてきた。
3つリボンのワンピやバッグも沢山作ったが、どれも人気商品になった。
そして2010年になった今年もやっぱり3つリボンは支持されている。
ぼかしバラ柄とともにディアマンテのダイヤモンドマーク以上のシンボルマークとなっている。
数あるブランドの中でこんなに長くヒットするデザインを作り上げることは意外に難しい。日本ブランドの殆どが毎年毎年、その年のトレンドに迎合して使い捨てのデザインに追われているのが現状だ。
本当はネームタグを見なくても、誰もがそのブランドとわかるデザインを世に出すことこそ、全てのデザイナーの夢なのである。
こんなにも長く愛され続ける【ディアマンテの3つリボン】を生み出すことが出来て本当に幸せだといまさらながらに思う。
少しずつバージョンアップしながら大切に守り続けていきたいと思う。
画像ではわかりませんが、この肩から袖付けにかけての所に秘密の工夫があります。
このリボンをピンとさせるための工夫もあります☆ ディアマンテは、ただ【可愛い】というだけではないのです
このリボンをピンとさせるための工夫もあります☆ ディアマンテは、ただ【可愛い】というだけではないのです