September 24, 2010
中秋の名月、堪能しました~の巻
最近の僕は[日本]にハマっている。
吉兆に通い出してから、日本の昔から続いている季節の様々な行事を、全部正しく行いたいと思うようになってきた。
こんなにも長く生きながら恥ずかしい事に、知らないことだらけで女将さんやまり子さんが細かく解説してくれるのを聞くのがとても楽しみだ。
そして懐かしい子供の頃の記憶がよみがえる。
「お月見やからススキ取って来て!」と母に言われて、いつも遊ぶ原っぱにいくらでも生えているススキを沢山摘んで家に帰ると母は一生懸命お団子にアンコを巻いている。
それは今思うと吉兆で食べる月見団子とまったく同じ形で関西はこのような楕円形らしい。
が、幼い僕はそんな事は知らず、マンガに出て来るみたいな、まん丸なお団子が食べたいのに~とワガママ言って怒られた記憶がある
僕はすっかり年をとったが、久しぶりに見た満月は子供の頃とまったく変わらず、威厳を放ちながら美しく輝いていた。
お月さま
長く空を見上げたこともなかったのにお月見の最後にいきなり現れて下さって本当に有難うございます。
まだ夕暮れ、月が出るまで一休み
盛られている野菜は名前に[ん]が2つ付いているもの、にんじん、れんこんなど。キャベツは[かんらん]トウモロコシは[なんばん]と呼ぶらしい。
勉強になるな...
暗くなるのを待って、すぐ前の桂川へ
吉兆の提灯が灯る貸し切り船に...
先頭さんが私達の案内人。
真っ赤な耗繊が敷き詰められた船内には、
おつまみやビール、お酒を用意してくれている。
担当のまり子さんも一緒に乗って色々お世話をしてくれる。
まり子さんも先頭さんも月が出なかったら私達ががっかりすると思ってハラハラしてくれている。
諦めかけた頃にいきなり雲を払ってまん丸な月がジャーン!と登場、まるで演出みたい☆
こんなに月を待ちわびたのは初めて!
お月様を見れてホッとしたあとは部屋に戻って、秋の献立を味わう。
月を型どったお盆にススキの箸置き。
向付は松茸
器は僕が大好きなもの
いつも季節が美しく表現されている。
今日は秋の七草...
食後の果物の後は、月見団子。 このあとお抹茶を味わいお月見の宴は終わる
☆☆☆ディアマンテーズLOVE宮前☆☆☆