ディアマンテ宮前のこだわり日記

東京で頑張ります!~の巻

あれから、ちょうど一週間が経つ。


 


あの日私は携帯を家に忘れて、お昼過ぎに取りに帰った。


その前に携帯を取りに戻るかどうするか、ちょっと悩んで大切なメールが入る事を思い出し急いで家まで戻った。


そして携帯を持って、家から新宿店に戻るタクシーの中で一度目が来たのだ。


新宿通りはビルの中からひとが飛び出て来ていて、車は一斉に止まった。


阪神大震災のときは大阪に住んでいて、その時も生まれて初めての体験と思ったけど、今回のほうがずっと長く感じた。


お店に行くとみんながとても怖がっていて、その時の模様を聴いているとまたもう一度強く揺れた。


私たちはカウンターにしがみついて耐えた。


 


そのあと電車はすべてストップし、タクシーなど乗れるわけもなく、また明治通りは渋滞で車がまったく動いていなかった。


丸の内線改札付近には人がいっぱい座っていた。現在復旧の見込みはありませんとアナウンス・・・


どうやって帰る?外はひとがいっぱいでとにかく寒い。


また店に戻ったけどどうする手立てもない。


また外に出て歩きだすと神宮店もまだ店に全員残っているとメールが来たのでとりあえず神宮前まで歩くことにした。


新宿から神宮前まで二駅だけどヒールのブーツではとても遠く感じた。


 


神宮店から家まで歩くことも考えたけど寒くてなんだかとても疲れたので電車が動くまでお店にいることにした。


ワンセグでずっと情報を確かめながら一夜を明かした。


 


朝みんなの乗る電車がやっと動く事になり、私たちは駅に向かった。


とにかくみんな家に帰れてよかった・・


大変な目に合った..


.その時はそれしか考えられなかったけど被災地の映像を見たら家に帰れなかった一晩など、まったく些細なこと、だった。


家には帰れなくても私たちはちゃんと食事も出来たし、暖かくして眠れた。


 


現在、東京は停電があったり、かつて起こり得なかった解決できない色々な問題が発生している。


これからどうなるの?と聞かれても、誰にも答えられない。


 


だが、しかし・・・


世の中が、これからどうなるか?などということは、元々、たとえ地震がなくても誰にもわか


らない。


 


 現状から逃げ出しても仕方が無い。


今、安全に見える場所も明日はどうなるかわからない。


世界の何処が絶対に安全だと言い切れるのか・・


 


震災にあったひとの殆どが、どんなひどい目にあってもまた 、その地にまた住みたいと願


っているらしい。


現在、海岸沿いに住んでるひとたちも、今後の津波を恐れて慌てて引っ越すような人は少ない


 


自分が今居る環境で起こったことは自分が耐る覚悟ができている。


 


今までも私たち人間は目の前にある予期せぬ試練を乗り越えてきた。


今回も私たちはきっと乗り越えることが出来るに違いない


 


2010040707480000.jpg


今日も日は登り、花は咲く。


 


頑張ります!


 


★★★ディアマンテガールLOVEマネージャー★★★