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ディアマンテーズのワンちゃん専用シリーズ登場





2006.6.16

第138回
僕はバルドーのここが好き〜の巻


バルドーに限らず、50年代、60年代の女優さん達のファッションは世界的にデザイナーの憧れの的である。
あの時代のファッションをヒントにアレンジされ現代の数々の流行があるといっても過言では無い。映画のなかのヘップバーンやモンローのヘアやファッションを何度も色々なデザイナーが取り入れ、再現している。
海外のコレクションを見ていると必ず「あの絵画や写真集からヒントを得たな」と解かるデザインが多数ある。
ソースは何から盗っても良い。
デザインとは、いかに自分なりに消化して新しいものを作り上げるか、ということにあると思う。

僕もその当時のバルドーのスタイルをよく参考にしている。
僕がバルドーが好きだと思う理由のひとつにあのルーズなヘアスタイルがある。
ブロンドのクシャクシャなルーズアップやハーフアップは日本人の女の子の憧れである。真似しようと試みても毛質が根本的に違う。モズクのように極細で毛量がある髪質でないとあのエアリー感は出ないそうである。

パリの美容室で修行していたという知り合いの美容師に聞いた話であるが、おしゃれなパリジェンヌはリンスやトリートメントでサラサラにするのを大変嫌うそうである。
サラッサラ強調のアジアンビューティーヘアももちろん素敵であるがルーズなフワフワヘアは男にはたまらなくセクシーに感じられる。
リボンや可愛いモチーフもセクシーなバルドーが身に着けるとそのアンバランスさが不思議な魅力的に映る。ただお人形のように可愛いだけではだめなのだ。
魅惑的なボディに意思を持った強いまなざしがあってこそ可愛い服が力を発揮する。

バルドー写真集は見つけるたびに在庫をすべて買い占める。
1冊でも店頭に残しておいて他の人に買われるのがイヤなのだ。
何冊もある同じ本は御誕生日などのプレゼントにする。
ディアマンテーズの教科書にして欲しいからである。
ヘアやメイクのお手本にして欲しい、毎日違うバルドーヘアをしてほしい。

アップにしたりお洒落な三つ編みにしたり、リボンやカチューシャをつけたり、なんでも楽しめるのが女の子の特権であると思う。
僕が女の子ならバルドーヘアを片っ端から全部試してみるのに・・・といつも思う。

今回のB.Bワンピはバルドーのイメージで作った。
スカートの中にパニエを穿いてボリュームがでるようにしてある。
2006の秋冬ではモスキーノなどもパニエ付のドレスを発表しているが、スカート部分のボリュームを強調し、ウエストをより細く見せるためである。

素材はシャンタンという少し光沢とハリのある生地を使い大人っぽさをだしてみた。
是非この服を可愛く、そしてセクシーに着こなして欲しい。

あの頃のバルドーの再来を僕は期待している。


只今、バルドーの研究中
どうですか?


チカちゃんバルドーの出来上がり!?


ディアマンテガールLOVE宮前

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